日常: 2008年4月アーカイブ


新宿駅から徒歩5分のところにある常円寺。
ここで松山俊太郎さんの特別連続講座『法華経講義』全12回がはじまった。
ぼくは同じ場所で、午後3時30分から、倍音を中心にした声のワークショップの講師をし、
そのまま残って先生の講義を受ける恩恵を授かった、
サンスクリット語に精通している松山俊太郎先生のお話は、ビッグバンから人類の誕生、
放射線による突然変異など生命の大きな歴史からはじまるスケールの大きなもので、
古代インドの風景までもが浮かび、法華経から人類存続を考える刺激的な内容だった。


新しく一年生になる喜び
いい気持ちの朝、
日差しがあったのに突然の雨。
校長先生は
谷川俊太郎さんのともだちの詩を読んだ。
けんかをしたら
心が泥だらけになったというやつ。
手や顔や服が泥だらけじゃなくて
心が泥なんてね。
学校体育館の演台のところの照明が暗いのは、
なぜなんだろう。
提案してみよう。
国旗にご丁寧に挨拶しすぎるのも、どうなんだろう。
昔は、戦争の頃の複雑な思いがあったから
もっとさらっとしていたと思う。
戦争に負けた経験から、
人間を敬おうという風潮が生まれた。
それなのにそれが失われつつある気がする。
いちばん大事なのは子供たち
たぶん空気くんが強要しているのだろう。
へんだよ空気くん。
人間が一番!
いのちが一番!
でなけりゃ
いのちが泥まみれになる。


うちの横の桜はかろうじて残っていた。