グルメの最近のブログ記事


ヒカシュー今年のライブはじめに選んだのは
佐賀と福岡。
福岡ではボイスパラダイスというタイトルでワークショップも開いた。
佐賀のフロンティアの人たちも優しい人たちだった。
福岡は、またまた盛り上がって たのしかったなぁ。
福岡の公演前に糸島まで行って、牡蛎を焼いた。
ツアーって楽しいね。

トゥバの南シジムの方に行って知ったお茶。
イワンチャイ Иван Чай。
ロシア語の辞書で引くとヤナギランと出てくるのだけど
ぼくが飲んだのは、明らかに白い花で、ヤナギランのような赤味がないものだった。

Googleで検索すると「ロシアの飲み物」というページがあった。
このページの作者もヤナギランではないと思っているらしく、
ノコギリ草に似ていると書いている。

またこの引用も興味深い。

「イワンチャイにロシア産白色粘土とかを混ぜた飲み物で、テイン(カフェイン)を含まず身体にも歯にも良いとされた薬用ハーブティーがロシアの重要輸出品目のひとつだった時代があったが、17世紀以降、イギリスが紅茶市場を独占する過程でこの対抗商品であるイワンチャイをめぐって生臭い商戦があり、イワンチャイは最終的に市場から駆逐された。」

17世紀にシベリアに逃げてきたロシア正教古儀式派の村で飲んでいるわけだから、
飲むだけで歴史の住人になれる。
ノコギリ草は、Achillea sibirica (Sibirian yarrow)なので、まさにシベリアの花。
ロシア語だとトィシャチェリストゥニク アピクノベニー(тысячелистник обыкновенный)となる。
通称は凄いよ。アキレス、ガチョウの葦、草コオロギ、ユダヤ人の草、タイル草、羊の舌。

2年前に同行したイワンくんが、トラヴァ茶(трава Чай)と呼んでいた。
訳すと「草のお茶」だけど、ノコギリ草という時、この名前は妥当かもしれない。


このお茶とてもおいしい。
野の滋味がする。
ただし
日本に持ってくると、どこがおいしいのかわからないと不評である。


もう少し調べてみよう。
「湯河原」と「現代音楽」の当日の昼下がり。
東京からの出演者一行は、真鶴に来ていた。
京都から熱海に着いたモリイクエさんとシルヴィー・コルバジェ。
彼らを連れてラーメンを食べようかと思ったがお休みで、
一行に電話すると、舟盛りが食べきれないという。
さっそくその店に到着。

たしかにこれが1人前。
2人前頼んだけど、4人で食べきれなかったんだそうだ。

貴船神社の前の地魚しかない小さな店だけど
かなりフレンドリーであたたかい。
なかなかいいなぁ。まるいり食堂。

この日 岩原に行って、
ピットーレのピザを食べた。
洞爺湖サミットディナーも気になったが
やはりピザに限る。
まるでイタリアやスイスなみにおいしいけれど、
今年はこの野菜のピザ、驚愕の豪快。
生地は森の中の大地と化している。

初日の出。
湯河原の吉浜海岸で、海をみていた。
初島は近く、大島は深く、
さらにその上に浮かぶ大きな雲の島。
実在しないその島は蜃気楼のようにも思える。
光が満ちてくると、
みつめつづけることはできない。
ぼくらは地球に立っている。
そう思える時間だ。
ほっぺたが寒さに赤くなって
家に帰ったら
大好きなお雑煮を食す。
お雑煮ほど地方で違うものはない。
京都は白みそ、
香川ではあんこ入りらしいが
うちのは野菜がたっぷり鳥肉入り。
新潟頸城村出身の母のお雑煮が定番。

初詣は近くの五所神社へ。
ボーリングで汗を流し、
お笑い番組をたくさんみて
子どもと「ラビリンス」という知能ゲームをする。
そこでは宝物を得るために迷路をゆく。

2日には妹の家族も来て、カニと手巻き寿司。
3日は
再びヘタなボーリングをして、
みんなで熱海の中華「味の幸華」へ。
幸華では、
熱海出身の中京テレビの本多小百合アナがいて
店主が紹介してくれた。
いつも幸華はほんとにおいしい。
本多さんも熱海に帰ると必ず寄るという。
今日は、書き初めをする。
2009年は、「学ぶ」「いい歌をつくる」などと書いた。

今年はじめて年越しそばを自分で打った。
錬るのまではよかったが、切るのが太すぎた。
だけどそば湯は抜群。
次は、もう少し精進しよう。

写真撮恥ずかしいので。

沖縄県立美術館での夜の公演のため
昼はぶらぶらのんびりしています。
沖縄そばにもいろいろありますね。
美術館の裏にあるとこ「いしぐふー」
なかなかいい味、センスでした。
また明日行こうかな。
明日はワークショップ、いったいどんな人が来るのかな。



湯河原のフレンチエルルカンビスではじめてのランチ。
うちから歩いて15分くらい。
「陽射しの中で宵の趣を」というタイトル。
きどらないいい店で、居心地がとてもいい。
もちろんとてもおいしい。
さつまいものスープ、甘鯛のカルパッチョ、タラの白子
そしてメインの肉料理 etc..
デザートがふたつもあるのも凄い。
結婚記念日のご馳走。

キュルビスケルンエールというオイルがある。
オーストリアでよく使われているオイルで
カボチャの種を搾ったものだ。
2ヶ月ほど前、ウィーン在住のUさんにいただいたのだが
現地でスルツ(ソーセージと野菜の煮こごり)のソースに出てきて
これつけるとおいしいねって言うと
この前あげたでしょと、猜疑心のまなざし
写真はかぼちゃのスープに仕上げにすこしたらしたもの。
なかなかおいしい。

Kuerbiskernoel


クレムスの近くデュルンシュタインの
ホイリゲといわれているワイン作り農家のレストランに行く
葡萄を食べてみるととても甘くておいしい
12世紀の朽ちたアクシュタイン城の城壁と青空
食事は、ダンプリングなのかな、素晴らしくてゴキゲン。
ぼくは葡萄ジュース、
みんなはシュトームという半分ワインになりかけのものを飲んでいた。
それは嵐という意味