公演: 2009年2月アーカイブ
九州大学の藤枝守教授の招きで福岡に行ってきた。
ちょうどイムズというデパートの8階で、「生態系を聴取する」というサウンドアートのイベントをやっていて、
イムズの屋上に設置した風で音が鳴るエオリアンハープと共演するとのことだった。
ただ、その日は生憎の雨、風は微風で、鳴る気配がないそうなので、CDを用意するとのこと。
会場入口には、蘭がディスプレイされていて、その電流を音に変換していた。
しかし、そこはデパートにつながる場所。ずいぶん外の喧騒が聞こえる。
中央の部屋では、珪藻土を水槽に入れ、空気の音を4面のスピーカーで再生していた。
いにしえの空気が水面に現れている。
奥の部屋は、オーストラリアの作家によるエオリアンハープの演奏が流れていた。
藤枝さんのアイデアで、ぼくは一番奥の部屋から登場し、ホーメイをはじめた。
会場自体に響きがなく、なかなかハードな環境だ。
共演といっても、流れる音はぼくの干渉を受ける様子はほとんどぼない。
しかもたくさんの人が集まった。冬でもあるし音が吸われている。
もう面白い顔だけで、やるしかないような環境である。
でもそこは押さえて、気持ちよさをはずさないように心かけた。
いつもならすぐ脱線するのだが、ほとんど聞こえないエオリアンハープと対峙した。
はじまることのない禅問答のような演奏になっていたかも知れない。
そして次の日は九州大学大橋キャンパスでワークショップ。
こちらはたっぶり4時間もやったのだけど、みんな満足してくれただろうか。
ぼくはこれですぐ福岡を後にするのはどこか物足りなかった。
福岡に早く、ヒカシューで来たいなぁ。
なかなか実現しないものだ。
ちょうどイムズというデパートの8階で、「生態系を聴取する」というサウンドアートのイベントをやっていて、
イムズの屋上に設置した風で音が鳴るエオリアンハープと共演するとのことだった。
ただ、その日は生憎の雨、風は微風で、鳴る気配がないそうなので、CDを用意するとのこと。
会場入口には、蘭がディスプレイされていて、その電流を音に変換していた。
しかし、そこはデパートにつながる場所。ずいぶん外の喧騒が聞こえる。
中央の部屋では、珪藻土を水槽に入れ、空気の音を4面のスピーカーで再生していた。
いにしえの空気が水面に現れている。
奥の部屋は、オーストラリアの作家によるエオリアンハープの演奏が流れていた。
藤枝さんのアイデアで、ぼくは一番奥の部屋から登場し、ホーメイをはじめた。
会場自体に響きがなく、なかなかハードな環境だ。
共演といっても、流れる音はぼくの干渉を受ける様子はほとんどぼない。
しかもたくさんの人が集まった。冬でもあるし音が吸われている。
もう面白い顔だけで、やるしかないような環境である。
でもそこは押さえて、気持ちよさをはずさないように心かけた。
いつもならすぐ脱線するのだが、ほとんど聞こえないエオリアンハープと対峙した。
はじまることのない禅問答のような演奏になっていたかも知れない。
そして次の日は九州大学大橋キャンパスでワークショップ。
こちらはたっぶり4時間もやったのだけど、みんな満足してくれただろうか。
ぼくはこれですぐ福岡を後にするのはどこか物足りなかった。
福岡に早く、ヒカシューで来たいなぁ。
なかなか実現しないものだ。