Diary: 2009年10月アーカイブ

トゥバクィズィのツアーがはじまった。
女性のホーメイは、また男性と違う魅力がある。
それにトゥバの歌が、
心地よい風を伝えている。

まったくもってふざけてる。
トゥバの友人ドスタイ・オトクンが領事館のいやがらせにあって
23日に申請したのに
モスクワでビザの発行を渋られている。

2年前、ウラジオストクで申請した際、書類の不備を理由に断られた。
これはあくまでぼくの問題であった。
その時、追加書類で問題を明らかにしたところ、次は、問題ありませんと外務省に言われた。
にもかかわらず、

モスクワの領事館は、
「ウラジオストクになんでいかないんだ。前に断られたからだろう」
と言った。

冗談じゃない。
トゥバから日本にくるのに
たまたま航空賃がモスクワ経由の方が安かったからだ。
それもぼくが決めたことだ。

10年以上にわたって、トゥバ共和国と文化交流を続けている。
そのパイプ役としてどれだけDosta Otkunが苦労してきたことか。

いったい外交官はなんの仕事をしているのか。
ほんとうにはらだだしいなんてもんじゃない。

巻上公一

P.S.

度重なる連絡、説明。友人の援護によって無事ビザ発給が叶った。
しかし、文化交流でいつもひやひやさせられるのはうんざりだ。
この査証審査の方法そのものが問われていいと思う。
興行ビザの申請に至っては、フィリピン人のダンサーとして働く場合が書類の基礎になっている。
これはローリングストーンズだろうが同じというのがどうかしている。
国会で話題になるのは、売春、不正滞在ばかり。
それはごく一部にすぎない。
もっと多くの現実を見る必要がある。

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