三田超人 清水一登 「三田超人スタンダードを歌う」第2回公演に向けて
三田超人 清水一登
「三田超人スタンダードを歌う」第2回公演に向けて
ついにステージデビューを飾った三田超人スタンダード企画。プロデューサー清水一登のピアノを相手に、ギターなしで14曲を歌い、まずは順調な出だしとなった。
三田超人やってみて思ったけど、やっぱりル・インチとは違うね。既存の曲をやるわけだから、歌詞も覚えないといけないし。
「モナ・リザ」とかは昔からやってる曲だから、自分でも歌詞は覚えてるけど、ただアレンジは今までとは全然ちがう。有名な曲だけに、いろんな人がやってるんだよね。歌詞もテンポもいろいろあって。その中からいくつか、清水さんに録音を聞いてもらったんだけど、最終的にはどれにも似ていない、新しいアレンジを作ってもらった。
前回は17曲用意してあって、その中から歌ったわけだけど、次もほぼ同じ曲目にするつもり。同じ曲で、さらに歌に磨きをかける感じで。ただ何曲かは変えようと思っていて、その選曲をいろいろ考えているところなんだけどね。
歌だけっていうのは最初から決めていたんだ。ギターを弾くと、どうしても即興になっちゃうから。笛はけっこう使ったけど、あれも清水さんのアイデアで。今後はどうなるか分からないけど、とりあえず次もギターなしでやるつもり。
どうも前回は、ピアノに歌が引っ張られている感じもあったけど、次は歌もグレードアップして、それこそ歌がピアノを引っ張るくらいにできればと。それくらいの意気込みでやるので、ぜひ見に来てください。
清水一登
選曲は三田さんがやっているんですけど、やっぱり趣味がシブいですね。スタンダードをよく聞いてるんだなって感じがして。わたしもああいう昔の名曲は大好きで、機会があれば演りたいと思っているので、今回はとてもよかったです。
すこし前には、梅津和時さんのプロデュースで、憂歌団の木村充揮さんがスタンダードを歌ったアルバムにも参加しているんです。ピアノを弾いたり、ビリー・ホリデイやナット・キング・コールの曲のストリングス・アレンジをやらせてもらって。あの時代のオーケストレーションにも興味があるので、とても楽しい仕事でした。ああいう仕事は、ぜひまたやってみたいですね。
スタンダードみたいな曲をピアノだけで演奏するのはなかなか大変なんです。とにかく曲を成立させないといけないから、やれることはわりと限られてくる。これがたとえば、ベース奏者が入ったりすると、ずっと楽になるんですけどね。その分、他のことも考えられるし。
すごく長い演奏になった曲もありましたけど、あれは元々そういうつもりじゃなかったんです。結果的にああなったというだけで。リハーサルでは、お互いここは自由な感じでやろうと決めてはあったんですけどね。
さっきベースが入ると楽になるって話をしましたけど、それこそあのような、曲の構造じたいをその場で変えてしまうようなことは、ベースとかが入るとちょっと難しくはなりますね。まあ、何も決められていないので、この次はまたどうなるか分かりませんけど。
次回は、曲目もすこし変わりますけど、前回よりはこなれたものにしたいなと思ってます。
次回ライブは4月29日(月)
三田超人スタンダードを歌う vol. 2
三田超人 (vocal) 清水一登 (piano)
渋谷 公園通りクラシックス
開場 19:00 開演 19:30
予約 3,000円 当日3,500円
http://everevo.com/event/4803
翌4月30日(火)は同会場でAREPOSライブ
AREPOS
れいち(vocal) 清水一登(pf)
渋谷 公園通りクラシックス
開場 19:00 開演 19:30
3,000円
http://k-classics.net/schedule/detail.php?id=3901
第3回公演は6月26日(水)浜松にて
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