シドニー行きの飛行機がかなり遅れる。

この日の風は強く。
東海道線は乱れていた。
熱海から新幹線で品川、品川からNEXで成田国際空港へというコースを選んだ。
ヒカシューのメンバーは全員集合時間に間に合った。初のオセアニアツアーの始まりである。
気分は上々。
しかし、飛行機の出発はかなり遅れた。風がひどかったのだ。
JAL771便は2時間以上も遅れて離陸。シドニー経由でウェリントンに行く予定の我々は心配でならなかった。
飛行機到着近くにキャビンアテンダントが到着後はなるべく早く降りてください、と伝えに来た。
そう伝えられたが、かなり後方の席の我々を誘導することもなく、そしてタラップをおりて以降も、係員の指示がなかった。
トランジットのデスクに到着した時には、乗るはずだったカンタス航空Q161便はすでに出ていた。到着後1時間近く時間があったのに、乗り遅れたのはJALの責任大である。
次の飛行機は深夜着だと言う。
この日、我々はライブの予定があった。
「少なくとも午後7時には着きたいのです」
カンタスの担当者が、
「オークランド乗り換えのウェリントン行きなら午後7時に着きます。よろしいですか?」
との事で、オーケーし、オークランド行きの乗り口に行くと、
「この便には乗れません。締め切りました」と強く言われる。
なんということだろう。我々はもう一度デスクに引き返した。
すると、ようやくJALの担当者が応じてくれて、同じ時間に出発予定だったニュージーランド航空の便が午後発に変更になり、それに乗れそうだということになった。
午後7時20分着である。
VIPラウンジで時間を潰し、搭乗、なんとぼくらはライブに奇跡的に間に合ったのである。
演奏は3セット行われた。

         Pyramid Club - improvisations Daniel Beban organize
         1 Steve roach - guitar 、Masami Sakaide- bass、Masaharu Sato- drums
         Mita Freeman- guitar
         2 Gerard cewdson - bone、Erika grant - percussion、Kazuto Shimizu
         3 Jonny marks - voice、Koichi Makigami- voice


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このページは、makigamiが2017年2月20日 19:30に書いたブログ記事です。

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