北千住の裸体、初午の三段重ね

北千住でカナダのカンパニーによるダンスを観た。
だいたいウイリアム・フォーサイスでさえ好みでない自分に
このようなダンス鑑賞は向いてないのだが、
新しいTheater1010という劇場に興味があったので
のこのこと出かけた。
ダンサーは、ニップレスのようなものとパンツ以外は裸体で、
人間以前のサルのような状態を演じていたが、
それはオルフェウスとエウリディケであったらしい。
神話を戯画化していたのだろうが、
心の中でギリシャ神話のなじみなさを知った。
ダンスにおけるフォルムを楽しむには、いかに動くかが
大切であるか。
結局、演出家の教養の限界を感じるに至った。
つまりなかなか楽しみ方がむずかしいものであった。

足早に劇場を後にして、
湯河原で行なわれている初午のイベントに途中参加した。
これは「湯河原をあそべ実行委員会」のエルルカンの伊東シェフ、石葉の小松さん、
そして阿しか里の柏木さんによる企画で、
まず五所神社でジャズをお囃子にして、阿しか里で三河万歳をみながら
三段重ね弁当をいただくというもの。
ジャズ(sax trioだったようだ)には間に合わなかったが、お弁当には間に合った。



三河万歳は、
小沢昭一の本で知っているだけなので、
実に勉強になった。
写真は、旅館「阿しか里」のBlogからの引用である。


幸田の三河万歳

宴も佳境。フレンチレストランのエルルカンの伊東さんから
ランチのプレゼントを1カップルにしてくれるという。
そこで司会の人とのじゃんけん勝ち抜き戦とあいなった。
約70名の参加者の中、
幸運にも、この日じゃんけんの読みがすべて当たって
ぼくはランチプレゼントを見事勝ち取った。

伊東さんのところの料理はかなりおいしいので
また楽しみが増えた。
いまや湯河原で2軒もやっているのが驚きだ。
エルルカンビスとアンリエルルカン
東京や遠くからグルメが食べに来る貴重なレストランである。

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このページは、makigamiが2009年2月 9日 22:00に書いたブログ記事です。

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