横浜BankART


バシキールの発明口琴、本人こそがそのもの。

ローベルト・ザグレッジーノフは
第2回世界口琴会議で選ばれた口琴名人の10人のうちのひとり。
今年に入って決めたコンサートなので
宣伝期間がほとんどなかった。
それでもBankARTは快く会場を提供してくれたし
お客さんもやってきてくれた。

プログラムは、招聘した直川礼緒による口琴の基礎的講座
巻上によるKOEDARAKE
そして、ローベルトのソロステージ。
かなりいってるなこの人っていう感じがあふれ出ていて
それがなんとも素晴らしい。
だから口琴のうまさなんか関係ないともいえるが
口琴も凄い。
バヤーン教師40年の指使いが、応用されている。
バシコルトスタンの民族楽器クライの演奏は渋いが
「かもめの水兵さん」をやるという選曲はどうなんだろうか。
「モスクワ郊外の夕べ」を歌えというので
宇宙語とホーメイでデュオをした。
終演後、「最初からのどを開けないように」と
指導を受ける。



Posted: 水 - 1月 18, 2006      


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