野生の聖歌隊


フィル・ミントンの指揮で野生を取り戻す声。

西新宿のはずれ奥まったところに
むかし小学校だったような佇まいの
新宿芸能花伝舎。
会場に入ると、おおたかさん。
そのほか知りあい多数。
鈴木健雄氏、竹田賢一氏、北里義之氏など。

ぼくはフィル・ミントンの野生の聖歌隊「feral choir」の
コンセプトが大好きだ。
free-domestic-feral
彼の地から連れて来られた野生のものが家畜化し、
逃げ出してその地で野生化する。
自由だった声が制度化され、
新たに自由を取り戻すという意味だ。
3日か間のワークショップを経て
いよいよの本番。
20人近くの参加者が緊張気味に輪になって
フィルの指揮で、声の限りを楽しんだ。
はじまる前には、
フィル独自の二重音やウェールズ風ヨーデル。
ウェールズのヨーデルはおばあさんに習ったといった話をした。

Posted: 金 - 11月 11, 2005      


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