バンクーバー2日目


声をドローイングするというコスモス。

VIVIAN HOULE & STEFAN SMULOVITZ
大きな箱の中で歌うVIVIAN 、
後ろにはテーブルにオレンジのシェードのランプあかりにコンピュータを操作するSTEFAN。
繊細な打ち込みながら、実験風ミュージカルは、やけに平凡にみえる。

PIERRE-ANDRE ARCAND

MAX/MSPを使った声のディレイと映像のリンク。
なんとなく70年代のおもかげ。素敵なおじさんがんばる。

COSMOS
SACHIKO Mと吉田アミのデュオユニット。
上手にアミ、下手にSACHIKO。
SACHIKOは小さなオシレーターとサンプラー。
プツプツとしか音を出さない。
また、音が小さく、少ない。
アミは、手のひらトランペットで、くちびる音などを拡張。
うつむき加減で、前をあまり向かない。
目線がふたりとも常に下で、消極的だ。
アーティストトークで
「自分たちは音響派とか無音派が流行したのでそんな風になりたくない」と言っていたが、
その流れの上で演奏していることは明らかだ。
また、ランディという音楽家がした「日本の間と関係があるか」という質問に
「考えたこともない」と。
アミは、自分は舞台上で線をドローイングしているとの事。
それはきっと小さな小指かなにかだろう。
とまったままうごかないこともあるから。


Posted: 木 - 10月 21, 2004      


©