霞が関プラザホール


ハンガリー口琴の魅力シラギ家の宝

日本口琴協会主催の「ハンガリアン口琴狂詩曲」を観に行く。
出演は、直川礼緒、シラギ・アーロン、トゥグノ、長根あき
アーロンは、天才口琴製作者シラギ ゾルタンの長男。
演奏は、アントン・ブリューヒン譲りの明快さ。
父君発明のデイジーカッターなる変形口琴は、まるでシンセサイザーだった。
長根あきさんは、1998年全道ムックリ大会で優勝の実力者だが、
声の出し方、自作の詩など、もっと精進してほしい。あまりに稚拙。
トゥグノは、フィリピンルソン島のアーティスト。
泥臭く、なんともおおらか、鼻で吹く笛の見た目が楽しい。
飛び入りでサハのハトラーエフ夫妻の強力な磁場を持った演奏があまりに凄く
会場は海になり風になり森になりシベリアそのものが出現したかのようだった。

Posted: 日 - 10月 31, 2004      


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