詩のボクシング全国大会決勝


詩人格 教養 破天荒 台風は我が身運ばず。

台風が来るというのに出かけたくないが
霞が関イイノホールへ。

楠かつのり氏とのタッグで
福島泰樹 立松和平チームと
エキスビションマッチ。
松永天馬氏の闘いの歌

16人の地方選チャンピオンによるトーナメント。
審査員は
奈良美智 岡本敏子 束芋 松永天馬
巻上公一 福島泰樹 立松和平

ジャッジをするのはどうも好きになれないが
いつのまにか終わった。
思っていたよりけっこう楽しんでいた。

一回戦を終えて岡本さんが
「詩はないのね、エッセイとかがおおいわね」と
感想を述べられ、
詩のボクシング流の詩というものの存在を思う。
小市民的共鳴に陥らず
詩人格、教養、破天荒
合わせ持つ超詩人に出会いたい。

新チャンピオンに
ユニークなたたずまいの山口の林木林さんが輝いた。

なんだかすまなそうにしながら
けっこう度胸ある詩を書く。
大変楽しませていただいた。
準優勝のせりざをけぃこさんの声は
寝床があたたまるすてきな声。

終演後、台風中心圏内をたった50メートルの移動で
びしょぬれ。
どうせ新幹線はだめだろうと
表参道にノルウェイのデュオSusanna & the Magical Orchestra を観にいき
その後、品川に行くとまだ新幹線は開通していなかった。
そして
10時過ぎ やっと開通したばかりの東海道線に乗ったのが運のつき。
戸塚で待ちぼうけ。
家に着いたのは深夜2時だった。


Posted: 土 - 10月 9, 2004      


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