沼部いずるば「クチノハひらひら」


声とサックスはまるで洞窟探検の歴史学者

ローレン・ニュートンのワークショップ
声のこと即興のことがとても具体的に語られた。
エネルギーの残照の美しさを讚える
ローレンの感性がミューズを呼び出す。

夜は
ローレン・ニュートンとウルス・ライムグルーバーのデュオ。
声とサックスはまるで洞窟探検の歴史学者。
見えないものを聞こえるようにしていた。

後半、ぼくも加わってのトリオ。
調和と錯乱でいままでにない声を探求する。
客席にいる岩下徹がいまにも踊り出しそうだった。


金久美子の死を新聞で知る。

Posted: 土 - 10月 2, 2004      


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