2011年9月アーカイブ

朝食をとりにレストランテントに行く。
昨日の話だと朝食付きだというのに、なぜかひとり300ルーブル(約800円)とられた。
こちらの物価からかんがえるとべらぼうに高い。かなり豪華に市内のレストランで注文してもこの半分くらいだ。
オトクンが迎えに来て、市内に向う。
チベット仏教寺院の見学しておみやげを買って。
坂出君はなかなかいい毛皮の帽子を手に入れた。
2軒目のお土産物屋さんだったかな、
とっても可愛い子が店番していて、
「わっ、かわいいね」と三田超人と声にあげていたら、
カレンダーを買う時にロシア語で
Я знаю, каваии слова(わたしかわいいって言葉知ってます)」と微笑まれた。
なんと、かわいいという言葉はトゥバにまで来ていた。
そして 会場の下見。
1000人近く入る大きな劇場で、ピアノの状態はよくないけど、
ドラムはソナーだ。
そして夕食は、少し郊外に行き、バラン(羊)をいただく。
これは本当にうまいなぁ。
半分トゥバ人になっているのかもしれない・・
トゥバテレビの社長もやってきた。










早朝7時40分アバカンに到着。モスクワから4時間半のフライト。
オトクンと沢田さんの出迎えで、ハイエースの4WDの屋根に荷物を積む。
そんなことをしているとトゥバ共和国の副大統領に会う。
50メートル先には、ショルバンカラオール大統領もいる。
駆け寄って握手。
トゥバテレビも取材している。
トゥバまでの道中は、生憎霞がかった空で、サヤンの峰が見えず
残念だった。
昼頃クズル市内に着いたのだが、いきなりオヴュール地方ハンダガイテの人々の地方会に。
ヒカシューは、到着した途端に羊肉の洗礼を受けた。

今宵の宿泊地は、Aldyn-Bulak。エニセイ川を西に45キロほど行った新しい観光ユルタ村。
エニセイ川沿いでもとりわけ美しい場所に設けられたユルタ(トゥバ式のテント)村だ。



中央には、レストランがあるけれど、高級ぶっていて値段が高いのには驚いた。
宿泊がひとり千円くらいなのに、東京並の値段である。
トゥバも変わったなぁ、と思わざるをえない。
バーニャ(ロシア式サウナ)も、
いままでに入ったバーニャの中で一番きれいでちゃんとしていた。
温水が出るのにもびっくり。
と、突然地震があった。
地震の国から来たのにトゥバまで地震なんて・・地球はどうかしてるぜ。
そして、どしゃぶりの雨と雷。
自分たちのユルタに帰るまでにすっかり体が冷えてしまった。
とても、レストランまで行けそうにないので、もうそのまま寝る作戦を決め込む。
2時間後、雨が止んで、「レストランはやってるよ」とおばさんがいいに来てくれたけど、
「ごめんなさい、もう寝ます」と毛布にくるまった。



アバカン行きの飛行機は夜11時発。
昼、時間が出来たので、画家のビクトル夫妻の案内で
モスクワ川をクルーズした。
ビクトルは可愛い双子の子供たちのために
ぼくらはその付添のようでもあった。




クルーズの後、ぼくはひとりリューダの家に行き、トルコ式珈琲をご馳走になり、故ニコライ・ドミートリエフのお墓参り。
もうノヴォデヴィチは閉園時間だったが、
「日本から音楽家が来てるのよ」とリューダが守衛に言い開けてもらう。
ゴーゴリ、チェーホフ、スタニスラフスキーの墓があり、その次にニックが眠っていた。
ニックが亡くなって7年。やっとモスクワに来れた。


赤の広場まで散歩しようか
ピャートニツカヤ通りから橋を渡ったあたりで雨
グム百貨店で、雨宿りしつつチャイに蜂蜜を入れて


夕方5時からサウンドチェック
リュードミラさんと再開
ニックが亡くなってからもう7年経つのか
11年前にDOMのステージで宝示戸くんと演奏したのは昨日のようだ
ニックと同じようにリュードミラは
観衆に挨拶し、丁寧に音楽を紹介した
ニックの志がいまでも引き継がれている
ぼくはつたないロシア語で挨拶し演奏をはじめた
後半
アレクセイ・アイギが参加してくれて
とびきりのニコセロン
鳴り止まない拍手
ヒカシューのモスクワデビューの夜だった


無事ドモシェドボ空港到着。
パスポートコントロール
入国カードあちらがプリント済で書く必要なく
出国カードだけ添付して返す。
すごい進歩。早い。

空港から1時間半。
どこもかしこも渋滞しているモスクワの道。

メディアホテルにチェックイン。
かなり手続きスムース。ぼくは27号室。

モスクワの会場のDOMまで歩いて3分なので、みんなで下見に。
Group GURZUFというYegor Zabelova(アコーディオン)と Artem Zalesk(ドラム)のデュオ演奏中。白熱のアコよかった。

DOMの音響 マキシムがぼくらに挨拶にきた。

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